カーリングと氷の管理のお話(2)

こんにちは、前回に引き続き、カーリングのお話をします。
今回は競技についてと言うより、カーリング用の氷の作り方についてお話します。

あくまで自分が管理していたリンクでのお話なので、他のリンクでは違う方法で管理されていると思います。
氷の管理や施設の管理は、関係者の皆様は色々と苦労されていると思います。
そういった方々の苦労の上に、スケートは成り立っている事を知って頂ければと思います。

興味がありましたら読んで頂けると嬉しいです。

カーリングと氷の管理のお話(2)” に対して6件のコメントがあります。

  1. まあ、 より:

    製氷車を眺めるのが好きなフィギュアファンは以外と多いのですが、私もその1人です。ただ動かせばいいものではなく職人技なのですね。今回も面白かったです。ありがとうございました。

    1. hashiguchi より:

      コメントありがとうございます。
      整氷車は面白いですよ。
      人によって動かし方が違います。
      車と違って車線とか無いので、まっすぐ走るのも難しいです。
      僕が見て上手いと思う人は無駄な動きが無い人です。

      この件はまたきちんとお話しようと思います。

  2. ちゅんへい より:

    フィギュアの製氷は何度かTVでも紹介されていましたが、カーリングは本当に繊細な作業ですね。ペブルは協会の人が担当するというのは驚きでした。氷上競技は本当に物理/化学実験のようです。ショーにいくと休憩時間に製氷車見るのが好きですが、あまりよく知りません。読んでみたいです!

    1. hashiguchi より:

      コメントありがとうございます。

      意外と整氷車のファンの方は多いと知りました。
      乗っていた者としてはありがたい思いです。
      整氷車にも違いがあったり面白いです。

      ぺブリングも水の温度や水質など、色々と実験しました。
      水が氷るという自然法則の中で、色々なパターンや実験がされています。
      これもマニアックで深い話なので、後々お話しようと思います。

  3. amyanne より:

    カーリングの「ペブル」というのは初めて知りました。
    時間との戦いの中で最善の氷を作る作業、こんなに大変なものなのですね。

    よくフィギュアの試合で「氷の感触を確かめる」「氷が硬い/やわらかい」などといいますがあれは温度の関係なのでしょうか。氷はぜんぶ硬そうだけど、と思ってしまいます。またいつか氷のお話をされるときにでも教えてください。

    1. hashiguchi より:

      コメントありがとうございます。

      決められた時間の中で、どれだけ良い物が作れるか
      その為の準備や方法を考えるのが面白いと思っています。
      色々とこだわって氷を作っても、選手の感覚に合わなければダメな氷になってしまいます。
      自己満足ではなく、他者満足になるように心がけています。

      他のリンクに行くと、それぞれ氷の滑った感触は違います。
      気温、室温、湿度、水質、氷の設定温度、整氷の仕方
      他にも沢山の要素が絡んでいます。
      それこそ分単位で氷のコンディションは変わります。

      選手によっても氷の好みがあるので、そこに合わないと悪い結果になってしまいます。
      氷については後々お話しようと思います。

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